手応えもある、流れもきてる、それなのにウチのチームが試合で勝てそうで勝てない理由

 先週の日曜日は所属しているチームのサッカーのリーグ戦がありました。

試合後にバーっと文章を書いて、
さて書こうか、と、見返した下書きに

「試合に負けました。」

と書いてあって、

試合開始10秒で先制されて、前半の内に追いつき、追い越し、後半ダメ押しのチャンスを活かせず、ロスタイム残り2分で決められて、引き分けた試合。

試合結果としては、引き分けた「のに」、

負けました、と書きたくなるくらい意気消沈する試合でした。

 練習メニューのつくり方

僕は今、このチームでコーチ的なこともやらせていてもらっているのですが、まずはチームの現状を書き出しました。

 

FCバルセロナスクールの現役コーチが教えるバルサ流トレーニングメソッド

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スペイン流サッカーライセンス講座―「育成大国」の指導者が明かす考えるトレーニング理論

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この辺を参考にしてチームコンセプトを作っていきます。

そして、「こうやったら勝てるようになる」を目印にして、練習メニューを組み立てていました。

ここ数試合、試合中に手応えもあり、勝てない。
後半の後半まで勝てそうな雰囲気があったのに負ける、引き分ける。

どうやったら勝てるようになるかを必死に考えて、時間がかかっても勝つ力をつけるメニューを用意しました。

もちろん、すぐには結果に繋がるわけじゃないけど、こうも「なんで勝てないんだろう」ってことが起こると、なーんかもっと根本的なところでボタンの掛け違いをしてるんじゃないかと思いました。

それで、この試合が終わったあと、涙で枕を濡らしながら知恵熱が出るほど考えに考え抜いたら、

ないものに目を向けてた

って、気づきました。

ウチのチームは勝てないチーム

ないものに目を向けるの代表例と言えば、

  • 勝てなかった
  • 勝てるはずだった
  • 勝ち点を2逃した

これですよね。

相手は今季負けなしの3位のチーム。
僕らは8試合終えて2勝で9位。

下から3チームは降格がある中で戦ってて、
12チームのリーグ戦。
ケツに火がついています。

上位のチームに引き分けれたのはとても大きい。

「にも」関わらず、

  • 勝てなかった
  • 勝てた試合だった

と考えちゃうわけです。

  • 上位のチームに引き分けた
  • 降格争いの中での勝ち点1は大きい

でいいじゃない。
ちゃんと得たものはそこにある

「のに」、そこに目を向けない。

 

個人的にも、

  • 〇〇がない
  • 〇〇が足りない
  • 〇〇ができない
  • 〇〇が不足している

と、チームのことを捉えていました。

チームコンセプトと練習のコンセプトを考えるにあたり、

  • 足りてないところ埋める
  • 欠けているところを埋める

勝つために、埋めるメニューを考えて設計していました。

すると、

  • ウチのチームはいいところはない
  • ウチのチームは不足している

だからこんな練習をやる。

つまり、僕はこのチームを「勝てないチーム」だと思ってたんですね。

なんで勝てないんだろう

じゃなくて、そもそも、

勝てないチーム

だと思ってた。

そして、それを練習を通してプレーを通して伝染させていた…

おおおおおおお恐ろしいい。。

あるものに目を向けよう

大反省です。
というか、もう身も凍るような恐怖体験です。

これからあと3試合は1部リーグ残留に向けて、

自分のプレーもチームの捉え方も

「ある」

に目を向けてやってみることにします。

ある「のに」ない

とするからおかしなことになるんだと肝に銘じます。

また報告します。

 

このブログはサッカー日本代表がW杯で優勝するまで続きます。

 

P.S.
あと、忘れかけてたのが、

この試合しんどくて全然走れなくて、失点シーンにDFなのにゴール前に戻っていなかった自分にバツをつけてましたが、

実はこの試合でもうそれはそれは完璧なセンタリングをあげれました。

そんな自分にもちゃんとマルをつけようと思います。