「走れた」は自分にマルをつけやすい

個人的な話ではありますが、会社での仕事がひと段落ついたので、自分のチームの練習に参加できることになりました。

 

公式戦くらいしかチームの活動に参加できない状態が続いてました。

 

そんなところでの話です。

 

自分で自分を成長させるために

先週末は個人的に練習なしでの試合で30分の出場で全然走れなかったので、まずは走れる身体を作りたい。

 

今日は久々の練習でした。

 

人数少なく、最後は4vs4のフットサルコートでのゲームでした。

 

フィールド3vs3はさすがにしんどかった。

 

「走れる身体づくり」を目的に、

「走ること」に焦点を当てていたので、

よく走りました。

 

でも、スプリントを頑張ったあとの「脚」が残ってなくて、キーパーの1対1やシュートがボケボケで決定機外しまくりでした。

 

はてさて、みなさんなら、そんな練習の日に自分のプレーぶりを振り返ろうもんなら、どうでしょうか。

 

どこに光を当てて反省をするでしょうか。

 

昔の自分なら僕は、

 

「シュートのミス」

「ゴールを決められない自分」

「技術のない自分」

 

に光を当てていました。

 

光を当てるというより、闇に足を突っ込むって感じでしょうか。

 

ダメ自分

下手な自分

 

 

ミスはミスですから、

 

上手くなろう。

 

というのは、当たり前ですよね。

 

それは重々承知です。

 

ただ、僕は今日の練習に限っては、

 

「走れた」

 

というところに光を当てて締めることにしました。

 

いや、ほんとよく走ったんですよ。

 

あと一歩

あと一本

 

よく頑張りました。

 

そこをちゃんと褒めてあげようと思いました。

 

 

「走る」というのはサッカーの基本です。

 

「蹴る」よりも「走る」の方が実は大事だったりします。

 

そして、また自分にマルをつけやすいアクションでもあります。

 

あそこで最後一本走れた

決定機をスライディングで阻止した

自分のランニングでスペースを空けた

カウンターでチャンスを作った

 

「走る」というアクションだけで、何かしらのチャンス創出、ピンチ阻止を自分で作り出すことができます。

 

サイドバックならセンターバックのカバーでもいいし、

フォワードなら裏への飛び出しやシュートの詰めでもいいでしょう。

 

サイドハーフならカウンターでの起点づくり、ボランチならプレスバック。

 

自己満でもいいから、一本だけ頑張って走ることで、いいプレーを生み出すことができます。

 

技術

体力

戦術

ゴールやアシストという結果

 

これで差を出すのは大変です。

いつも成功体験を得られるのは難しい。

 

でも、「走る 」ってのは1つ1つが自分を褒めることができる材料になります。

 

もし、

自分が下手で、

結果も出せなくて、

チームの力になれてなくて、

違いを生み出すことができていなく、

 

「ても」

 

走れば、自分にマルを付けられます。

 

そもそもサッカーは楽しめばいいんだけど、やっぱり真剣にプレーヤーとして勝負や成長に目を向けるなら、

 

あんまり自分を責めずに、まずは走ることから始めてみたら、どうかなと思います。

 

指導者や親御さんが子どものランニングについて、考察したり、褒めたりできたらいいですね。 

 

 

このブログは日本代表がW杯で優勝するまで続きます。